やまぼうし

冷たそうな雨が手向けられて登りつめたところには雲雀よりも空に近づく峠がある 空にやすらぎ、空からやすらう冷たさは祈りにも似ていた冷たな雨粒 尻尾のある雨が黒く沈むところ、太陽であり得る雨粒ですら土蜘蛛と寄り添う空が雨を揺 …